スマートフォン版へ

【新潟2歳S】マイネルバールマン 産駒たった16頭…父カプチーノにタイトルを

デイリースポーツ
  • 2016年08月24日(水) 15時00分
「新潟2歳S・G3」(28日、新潟)

 個性豊かなメンバーがそろった一戦。4頭が出走する新種牡馬の産駒の中でも、輝きを放っているのがジョーカプチーノ産駒のマイネルバールマンだ。6月の東京で新馬戦を制し、続くダリア賞では2着。素質の高さをアピールした。父は09年NHKマイルCでG1を勝っており、同じマイル戦で重賞初制覇を狙う。

 重賞制覇に向けての準備は整った。6月の東京で新馬戦を勝ち上がったジョーカプチーノ産駒マイネルバールマンが好ムードだ。父は現2歳世代が最初の産駒となる新種牡馬。生産頭数はわずかに16頭で、現段階でJRAに登録されているのはは4頭しかいない“マイナー種牡馬”だ。

 前走のダリア賞は1番人気に推されながらも2着。ただ、陣営に悲観する様子は見られない。横田助手は「追い切り後の息の入りを含め、いかにも休み明けという感じだった」と敗因を分析。レースでも道中は2番手からスムーズに追走したものの、勝負どころでの反応はひと息で最後まで伸び切れなかった。力負けではない。

 19日に行われた1週前追い切りは美浦Wで併せ馬を実施。古馬を相手に互角の動きを見せた。栗田博師は「1週前追いでは反応が良くなっていたし、しまいはいい伸びだった」とうなずく。普段からケイコに騎乗している横田助手も「調教の動きは変わった。前走を使ったことで良くなっている」と納得の表情を浮かべる。
同じマイルで

 父は09年NHKマイルCを2番手から抜け出してV。10番人気の低評価ながら持ち前のスピードと勝負根性を発揮し、G1制覇を達成した。トレーナーが「ダリア賞より新潟2歳Sでと思っていたからね」と今回が最大目標であることを強調すれば、横田助手も「競馬でムキになるところはないので距離は問題ないでしょう」と手応えをつかむ。父が輝きを放った舞台と同じ左回りのマイル戦。孝行息子が、真夏の新潟で2歳チャンピオンの座を射止める。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す