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【新潟2歳S】栗東レポート〜アンジュシャルマン

ラジオNIKKEI
  • 2016年08月24日(水) 12時53分
28日(日)に新潟競馬場で行われる第36回新潟2歳ステークス(GIII)に登録をしていアンジュシャルマン(牝2、栗東・佐々木晶三厩舎)について、鞍上予定の鮫島克駿騎手のコメントは以下の通り。

(前走の新馬戦を振り返って)
「前走は、本当に下(馬場)が緩くて、タフな馬場の中、1400mを結構良い時計で走れていました。最後は他の馬が来ても抜かせないような根性を見せてくれて、すごく内容のある良いレースだったと思います。
 追い切りでも物見をしている時があったので、あまりハナには立ちたくないなと思っていました。直線でも先頭に立つのが早かったのですが、他の馬が来たらもうひと伸びして、勝負根性を見せてくれました。
 結構馬には余裕があって、遊びながら走っている時に馬が来たので、そこからもう一段階ハミを取ってくれて、ひと伸びしてくれました。
 2着以下を離していましたし、時計も優秀で、着差以上に強い勝ち方だったのではないでしょうか」

(前走後の調整について)
「一旦ノーザンファームしがらきに出て、ここに来るまで順調に乗り込んでいるということなので、すごく自信を持っています。」

(追い切り過程について)
「先週は前に馬を置いて、結構ビッシリとやってほしいという指示でした。直線でもステッキを入れて、馬に気合いを入れました。今週も乗せてもらいましたが、先週の効果で馬がガラリと変わっていました。
 馬の雰囲気も動きも違いますし、すごく良くなったと思います。
 ここ2週強い負荷をかけていながらも、落ち着きがあります。精神的にも体も成長していると思います」

(今回のレースに向けて)
「馬が乗りやすく、折り合いもつくので、(新潟コースは)特に気にしていません。
 前走はスタートしてハミを噛むようなところがありましたが、今回は調教で前に馬を置くことで折り合いがつくようになっています。今回はそのようなレースができれば、1600mでも対応できると思います。
 牝馬ですが、勝ち気なところがあるというか、勝負根性があって、長く良い脚を使えるイメージがあります。それでも、重馬場、良馬場でも全然苦にしないような柔軟性がある馬だと思います。
 新馬を勝たせてもらって、このような重賞を乗れるチャンスをいただいたので、しっかり一発を狙って、頑張って乗りたいです。応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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