土曜日の新潟11R、
BSN賞(OP・ハンデ・ダ1800m)に出走する有力馬3頭についての、関係者のコメント。
アルタイル(牡4・美浦・
手塚貴久)について、手塚調教師。
「前走(
猪苗代特別・1000万下)は強い勝ち方でしたね。ハンデは52キロですが、他の馬たちともさほどハンデ差はないですし、斤量に関してはさほど有利ではないと思います。形の上では格上挑戦となりますが、夏場はデキが良いですし、ペースが速い方が競馬もしやすいので、このメンバーなら楽しみですね。前走通りの走りができれば、ここでも通用するでしょう」
キープインタッチ(牡6・美浦・
古賀慎明)について、土谷調教助手。
「前走の函館(
大沼S・OP・10着)はレコード決着ということもあり、追走で一杯でした。前に行ける馬ではなく小回りは忙しいですし、新潟コースの方がレースはしやすいと思います。鞍上も攻め馬に乗って癖をつかんでくれたでしょうし、斤量54キロで改めて期待したいですね」
サノイチ(牡5・美浦・
尾形和幸)について、尾形調教師。
「前走(
アハルテケS・OP・9着)は少しもまれるようなレースでしたし、スムーズなら違ったと思います。馬自体は絶好調ですよ。今回は久々の1800mになりますが、絶好調の分、掛かるのではないかという心配があるので、折り合いが鍵になるでしょう。うまく折り合いがついて流れに乗れれば、十分このクラスでも通用すると思います。1800mをこなしてくれれば選択肢は増えますし、今後のためにも賞金加算したいですね」
(取材・写真:佐々木祥恵)