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ワールドオールスタージョッキーズ」(27、28日・札幌)
第2戦を制したJRA代表のM・デムーロと、2着2回の
武豊が40ポイントを獲得して首位に並んだ。3位は第1戦を勝利して31ポイントの岩田。JRA選抜と外国人・
地方競馬選抜の対抗戦は、146ポイントを獲得したJRA選抜が68ポイント差をつけて大きくリードした。
第2戦で、11番人気の伏兵
フェスティヴイェルを勝利に導いたM・デムーロは「前に乗った時より状態が良かった。本当にうまくいったね」としてやったりの表情。昨年の同シリーズでは1勝も挙げられず11位に敗れているだけに、「いつもツイてないから、今年は頑張るね」と初の総合Vへ向けて、気合を入れ直していた。
一方、勝利とはならなかったが、1位タイでの折り返しとなった
武豊は「あすに希望が持てたね」と笑顔。JRA・地方・海外通算4000勝も3勝に迫っているだけに「いい馬が控えているので、チャンスはあるでしょう」と、92年以来、24年ぶりのシリーズVと大記録達成へ意欲をみせた。
提供:デイリースポーツ