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新潟記念・G3」(4日、新潟)
とても8歳馬には見えない馬体の張りを誇る
ダコール。今年は勝ち星こそないが、2着2回、4着3回と安定感は抜群だ。今回は鞍上にM・デムーロを配し、目イチの勝負をかけてきた。
最終追い切りは8月31日の栗東坂路で単走。タイムそのものは平凡だが、力強いフットワークに衰えはない。白倉助手も「毎回頑張ってくれる」と同馬のタフさをたたえた。
中竹師は前走の
小倉記念4着を振り返り、「惜しかった。直線で不利があったからね。ただ、この中間も順調なのは何より。新潟コースでは重賞(15年
新潟大賞典)を勝っているし、鞍上を代えて改めて期待したい」と力を込める。ハンデは引き続き58キロだが、背負い慣れた斤量でもある。そろそろ善戦止まりにピリオドといきたいところだ。
提供:デイリースポーツ