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セントライト記念・G2」(18日、中山)
若武者が大仕事を成し遂げるか。未勝利-500万下を連勝中の
ネイチャーレット。両レースで手綱を取った野中は、デビュー2年目でうれしい重賞初挑戦だ。自身でたぐり寄せたチャンスだけに、喜びもひとしお。「最低限の仕事(優先出走権獲得)ができれば」と3着以内を貪欲に狙っている。
以前は気難しさを抱えていたが、徐々に精神面が成長。「だいぶしっかりしてきましたね。素直になった」と連勝の要因を語る。2走前は上がり3Fが35秒5、前走は同33秒6でともにメンバー最速の数字。「いい馬場でも、上がりがかかる馬場でも大丈夫」という対応力も大きな強みだろう。
皐月賞馬
ディーマジェスティを筆頭に、重賞級がズラリと並ぶ好メンバー。「一線級は初めて。ここでどんな走りができるか」と慎重さをのぞかせながらも、初々しさを残す19歳は沸き上がる興奮を抑え切れない様子。人馬ともに試金石となる一戦だ。
提供:デイリースポーツ