4日の小倉1Rで
JRA初の2万回騎乗を成し遂げた名手が、また新たな金字塔を競馬史に打ち立てた。
武豊騎手(47)=栗東・フリー=が、18日の阪神4Rを3番人気の
メイショウヤクシマで勝利し、
JRA所属馬による通算4000勝(地方、海外を含む)を達成した。
87年3月1日に阪神4R(
アグネスディクター=2着)でデビューし、翌週の7日、阪神3R(
ダイナビショップ)で初勝利。以降、数々の
ビッグタイトルとともに勝ち鞍を積み重ね、騎手生活31年目にして前人未到の大台に到達した。王手がかかってから33戦目の難産だったが、「(記録が)近づいているのは知っていたが、なかなか達成できず、きょうもどうなるかドキドキしていた。デビューの頃からお世話になっているオーナーの馬で達成できて良かった。次は
JRA4000勝(18日の4R現在、3835勝)を目指したい」と競馬界のレジェンドは決意を新たにした。なお、続く5Rの新馬戦でも
ワンダープチュックで連勝を決めた。
提供:デイリースポーツ