スマートフォン版へ

【セントライト記念】ディーマジェスティ貫禄V 秋の大舞台へ好発進

デイリースポーツ
  • 2016年09月19日(月) 06時00分
セントライト記念・G2」(18日、中山)

 皐月賞馬が盤石の態勢で淀へ向かう。単勝1・4倍と圧倒的な支持を受けたディーマジェスティが、堂々たるレースぶりで始動戦を飾った。ラスト1冠へ、自信を持って西下といく。首差2着に2番人気ゼーヴィント。戸崎圭は自身の持つ、騎乗機会JRA重賞連続連対記録を最多の“10”に伸ばした。3着に3番人気プロディガルサンが入り、上位3頭をディープインパクト産駒が独占。菊花賞(10月23日・京都)の優先出走権を獲得した。

 “貫禄”という言葉が最も似合う。思い出深き中山の地で、皐月賞馬のプライドを存分に見せつけた。「普通に力を出せれば大丈夫だと思って強気に乗った」。主戦の蛯名が誇らしげに胸を張る。ディーマジェスティが秋の大舞台へ好発進だ。

 スタート後に他馬から寄られ、挟まれる不利。それでもキャリア豊富な47歳に焦りはない。後方4番手でジッと待機。「脚はある。タイミングを見て動いた」と3角過ぎからスパートをかけると、馬なりのまま楽々と先頭に並びかける。「直線は追いだすのを待っただけ。迫られたわけではない」。2着に首差ながら内容は完勝。レース史上最多となる5勝目を挙げた名手は、冷静に振り返った。

 前走比プラス4キロ。数字上は大きな変化がなくとも、二ノ宮師には確かな手応えがあった。「芯がしっかりしてきた感じ。特に後肢がね」と愛馬の成長を実感。「レースは心配していなかったよ。ジョッキーも落ち着いて乗って、馬の力を十分に発揮してくれたね」とこちらも堂々たる受け答えだ。

 次なる舞台はもちろん、2冠制覇の懸かる菊花賞。「まだ完全に仕上げていない」と、トレーナーはさらなる上積みに自信をのぞかせた。中間の調整が思うようにいかず、3着に敗れたダービー。府中のうっぷんは淀で晴らす。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す