「
オールカマー・G2」(25日、中山)
臨戦態勢は整った。G1・2勝馬
マリアライトが21日、秋の始動戦に向けて素軽い動きを披露した。最終リハは美浦Wで単走。時計は4F54秒5-39秒5-12秒7と平凡だったが、久保田師は納得の表情を見せる。「雨の影響で力のいる馬場となったが、それでも頑張って走っていた。いつも通りの動きだったよ」とケイコ内容を評価。力を出せる状態にあることを強調した。
前走の
宝塚記念では強敵
ドゥラメンテを破ってのV。昨年の
エリザベス女王杯に続き2つ目の
ビックタイトルを手中に収めた。「昨年(5着)とは状況が違うので、どこまでやれるかとは言っていられない。
ゴールドアクター、
サトノノブレスと強い馬はいるが、秋初戦としてはしっかりと仕上げたつもり」とトレーナーはVを意識する。挑戦者として挑んだ昨年とは違う立場で臨むG2戦。現役最強女王が堂々と、並み居る牡馬勢を迎え撃つ。
提供:デイリースポーツ