23日、
川崎競馬場で行われた報知
オールスターC(3歳上・ダート2000m、1着賞金1600万円)は、
内田博幸騎手騎乗の5番人気
ケイアイミリオン(牡7、大井・中村護厩舎)が、好位追走から4角で先頭に並びかけると、中団追走から直線内を突いて伸びた1番人気
ベルモントストームを1馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは2分08秒0(良)。さらに2馬身差の3着には、6番人気
チョウサンタイガーが入った。
勝った
ケイアイミリオンは、
父アフリート、
母トーダンサー(
その父Nureyev)という血統。01年2月に美浦・秋山雅一厩舎からデビュー。コンスタントに勝ち星を挙げ、04年10月の
赤富士S(1600万下)3着を最後に大井・中村護厩舎に転厩した。大井移籍初戦となったハッピーナイト賞を2着と好走し、続く
シーサイドCでも4馬身差をつけて圧勝。重賞初挑戦の8月サンタ
アニタT(南関東G3)では1番人気に支持され9着、続くスポーツニッポン賞も1番人気で5着と期待を裏切り続けてきたが、前走の
埼玉新聞杯(南関東G3)を4馬身差で圧勝し、重賞初制覇を達成していた。通算成績を20戦8勝(重賞2勝、
JRA通算14戦5勝)。
管理する中村護調教師は同レース初制覇。鞍上の
内田博幸騎手は01年に
スピーディドゥ(
父ダイタクヘリオス)で制して以来2勝目となった。