6月にnetkeibaで、
石橋脩騎手と
石川裕紀人騎手のバレットを募集しました。
非常にたくさんのご応募をいただき、その中から晴れて石橋騎手のバレットに採用されたのが、北島敦さん(31歳)です。なんと、普段は“きたじーま”の芸名で活動しているお笑い芸人なんです。
25(日)の中山競馬で、バレットデビューを飾ったきたじーま。初仕事を終えての感想、今後の意気込みを寄せてくれました。(※石川騎手は怪我で休養中のため、バレットの正式決定は現在調整中です)
――初仕事を終えたご感想は?
仕事内容は前任の方や
マネージャーさんから事前に聞いていて、イメージ通りでした。どの仕事もそうですが、初めてのことばかりで覚えることが多いです。馬具の名前や役割、作業の順番、また関係者の皆様のお名前やお顔もしっかりと覚えなくてはいけません。やるべきことは多いですが、もともと細かな作業や掃除が好きなので、バレットの仕事は向いているなと思いました。
――担当する石橋騎手はどんな方でしたか?
自分が思っていたイメージは「クールで物静か」でしたが、実際にお話してみるとだいぶ違いました。初心者の私にも分かるように、細やかに仕事内容を教えてくれましたし、受け答えもとても丁寧。なにより男らしい方です!!
初日は石橋騎手だけでなく、他の騎手のバレットさんや周りの方々がいろいろと助けてくださり、楽しく仕事をすることができました。もしかしたら皆さん、最初だけなのかもしれませんが……本当にいい人ばかりです(笑)。
――これからどんなバレットになりたいですか?
前任の方のように、石橋騎手から全幅の信頼を置かれるような、頼りにされるバレットになりたいです。
もともとは、馬券よりも馬が好きで競馬を観戦していました。もちろん外から見る競馬も好きですが、今回バレットとして採用していただき、中から関わることで、より競馬が好きになりました。それは、人間関係や人間模様も、競馬の魅力のひとつなんだと知ったからです。
石橋騎手が勝ったときは、自分のことのようにうれしかったですし、周りの方が僕にまで「おめでとう」と声をかけてくださったのには感動しました。勝利の瞬間は、やはり格別なものでした。
これからは芸人とバレットの二足のわらじになります。この経験を芸にいかす…というのは、すぐにどうこうとは考えていないのですが、競馬をより好きになることができたので、その魅力を自分なりに伝えていきたいと強く思っています。
これからも石橋騎手を応援してください! 僕もなんとか力になれるよう頑張っていきたいと思います。