「
凱旋門賞・仏G1」(10月2日、
シャンティイ)
09年
凱旋門賞を制したシーザスターズを父に持つ血統馬。今年の3月に初勝利を挙げると、続くバリーサックスSで重賞初Vを決める。3番人気で臨んだ英ダービーは残り200メートルで力強く抜け出して優勝。1番人気に支持された愛ダービーでは、2着アイダホを半馬身振り切り、英愛ダービー制覇を飾った。
だが、2カ月の休養明けで臨んだ前走の愛チャンピオンSでは、追走に余裕がなく8着に完敗してしまった。道中で早々に手応えが怪しくなってしまったのは気掛かり。ハイペースが影響したのか、それとも状態面が本調子になかったのか…。レース後に歩様の乱れが報じられたが、陣営は早期の回復と反撃に意欲を見せている。初参戦の
シャンティイで巻き返し、父子制覇を成し遂げるかに注目が集まる。
提供:デイリースポーツ