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レッドファルクス尾関師「手応えはあります」/スプリンターズS共同会見

  • 2016年09月28日(水) 16時40分
 スプリンターズS(GI・芝1200m)に出走するレッドファルクス(牡5・美浦・尾関知人)を管理する尾関調教師が、共同記者会見に臨んだ。

(優勝した前走のCBC賞について)
「左回りの走りが良いので、左回り中心に使ってきました。CBC賞の前はダートのオープン競走で勝ったのですが、元々CBC賞は走らせたかったレースでしたので、オーナーとも相談させて頂いて出走させました。基本的に中京の芝はもう少し時計がかかるイメージだったのですが、今年の高松宮記念も時計が速かったですし、CBC賞前日の時計を見ながら速い時計にどう対応できるのかなとは思っていましたが、そのような杞憂を吹き飛ばしてくれる良い勝ち方をしてくれました」

(この馬の新たな一面、進化が見られた一戦?)
「そうですね」

(CBC賞からスプリンターズSに直行になったが?)
CBC賞までの春一連の競馬を使ってきて、疲れがなかったわけではありませんでした。ケアをして競馬までたどり着いたので、CBC賞を勝ったからといって、その後にサマースプリントまではどうかなとも思い、次を秋に定めて様子を見てきました。その中でまたデムーロ騎手に乗ってもらえるという返答を頂いたので、それであればスプリンターズSに行きたいということになりました」

(ここまでの調整過程は?)
「夏場は近場のミホ分場で放牧をして、だいたい予定通りに厩舎に戻ってきました。毎週のように追い切りを積み重ねて、順調に来ています」

(ダートの南Dコースで行われた最終追い切りについて)
「美浦では右回りのコースがほとんどですし、まだ窮屈な走りをすることが時折ありますので、回りが1番大きいDコースがこの馬には負担をかけないということで、これまでもDコースで追い切ることが多かったです。幸い今週は雨も止んで馬場も良かったので、Dコースを選択しました。GIなのである程度しっかりやって、それに応えて動いてくれました」

(状態は?)
「先週の追い切りでだいぶ体が締まってきましたが、体重的にはもう少し絞れてもいいのかなとも思います。それ以外は、レースに向けてしっかり上がってきている手応えはあります」

(左回りで結果を残しているが、右回りの今回は?)
「特に左トモに少し弱い部分がありましたので、左回りの競馬場で走らせて結果も出ていましたので、それに合わせて左回りを使ってきたのですが、昨年の後半あたりからトモがしっかりしてきた感触もあり、今年の春に1度、阪神(4着)で使ってみました。ジョッキーもそんなに気になるところはなかったという話をしていましたし、差のないレースができましたので、徐々に右回りを取り入れていってもいいのかなと思っていました。今回は右回りになりますが、少しずつ段階を踏んできていますから、何とかこなしてくれるのではないかと思います」

(現状のこの馬にとって、現在の中山は?)
「コース云々というより、この馬が力が出せる状態で送り出したいです」

(レースのポイントは?)
「中京は本当に成績が良く、(輸送を含めた)その流れが競馬をする上で1番合っていそうなので、当日輸送がポイントになるでしょうか。ただ当日輸送は東京で結果を出していますので、あまり気にはしていません」

(最後に意気込みを)
「挑戦者の立場ですが、ダートも含めて1200mではまだ負けたことがないので、自分たちが考えている以上に底知れぬものを持っているかもしれないと少し期待をしています。どのような競馬をしてくれるのか自分たちも楽しみですし、ファンの方々も楽しみにして頂ければと思いますので、応援よろしくお願い致します。

(取材・写真:佐々木祥恵)

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