「
スプリンターズS・G1」(10月2日)
このままでは終われない。
セントウルS7着からの巻き返しを期す
ダンスディレクターは28日、朝一番の栗東坂路に登場。単走で追われ、しまい重点に4F53秒9-39秒5-12秒1をマークした。
鞍上がはやる気持ちをなだめ、ラスト1Fで
ゴーサイン。雨で締まったチップを力強く蹴り上げ、鋭い反応を返した。笹田師は「良くなっている感じがする。休み明けを使ってガス抜きができた」と満足げにうなずいた。
前哨戦は長期のブランク明け。「悪い癖が出た」と反応が鈍かったスタートを課題に挙げる。五分に出て、流れに乗れば末脚は互角以上。春の
高松宮記念は深管の不安で出走を断念しただけに「悔しい思いも込めて努力してきた」とトレーナーはこん身の仕上げを約束した。
提供:デイリースポーツ