「
凱旋門賞・仏G1」(10月2日、
シャンティイ)
欧州屈指の名伯楽A・オブライエンが送り出す最強ステイヤー。
凱旋門賞への参戦は、両にらみだった
メルボルンC・豪G1(11月1日・フレ
ミントン、芝3200メートル)で課せられるトップハンデ(58キロ)を嫌った可能性が高いとはいえ、それでもG1で2勝を挙げている底力は侮れない。
名馬にして大種牡馬の
ガリレオ産駒。2歳時はマイル前後の距離を使われていたが、3歳から長距離にシフトして素質が開花した。15年8月の愛セントレジャー
トライアル(芝2800メートル)で重賞初制覇を果たすと、続く愛セントレジャー(芝2800メートル)では2着馬に11馬身という大差をつけてG1初制覇を果たした。
今季もゴールドC(芝4000メートル)を制して2つ目のG1を奪取。連覇を狙った前走の愛セントレジャーで2着に敗れ、連勝記録は6で止まったものの、目下の地力強化は顕著だ。距離短縮が鍵を握るが、ソフトな馬場に対する適性は高い。天候次第では出番もある。
提供:デイリースポーツ