リアルスティールや
ロゴタイプといったGI馬に、実績馬
ルージュバック・
アンビシャスなど好メンバーが集結。ここを勝って今後のGI戦線に弾みをつけるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■10/9(日)
毎日王冠(3歳上・GII・東京芝1800m)
リアルスティール(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)は
ドバイターフで念願のGI初制覇を果たしたものの、帰国して挑んだ
安田記念で11着と惨敗。道中掛かる場面もあったが、それ以上に海外遠征のダメージが残っていたのかもしれない。能力は現役屈指のものがあるだけに、リフレッシュしたここでの巻き返しを期待したい。
M.デムーロ騎手との新コンビにも注目。
ルージュバック(牝4、美浦・
大竹正博厩舎)は6月の
エプソムCで牡馬を撃破。今回はさらに強い相手が揃っているが、斤量(54キロ)やコース相性を考えれば見劣りはしない。ここで再び突き抜けられるようなら、悲願のGI制覇は目前と言えるだろう。
ロゴタイプ(牡6、美浦・
田中剛厩舎)は春の
安田記念で2013年
皐月賞以来の勝利を飾った。ハナを切ってスローペースに持ちこめたとはいえ、
モーリスを抑えきったのは見事。2014年の本レースでは6着だったが、今回は上位争いが期待される。
アンビシャス(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)は
宝塚記念で16着と大敗を喫したが、やはり距離が長かったのだろう。
中山記念では
ドゥラメンテ・
リアルスティールと争って2着に入り、
大阪杯では
キタサンブラックを破っているように、能力はトップクラスと遜色ない。適距離のここでの巻き返しを期待。
その他、
宝塚記念5着の
ステファノス(牡5、栗東・
藤原英昭厩舎)、重賞4勝の実績がある
ディサイファ(牡7、美浦・小島太厩舎)、長期休養明けから走っている
ウインフルブルーム(牡5、栗東・
宮本博厩舎)、GI馬
ダノンシャーク(牡8、栗東・
大久保龍志厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。