藤田菜七子が命名の由来となった
プリンセスナナコ(牝2歳、美浦・根本)が土曜東京5R(芝1600メートル、牝馬限定)で初陣を迎える。出走希望頭数が多く、5日の段階で除外の可能性もあるが、この日の最終リハは、美浦Wで菜七子自身が騎乗(4F58秒9=馬なり)。感触を確かめ、「真面目で、一生懸命に走ってくれる頑張り屋さんですね」と評価した。
自分の名前が馬名になったことについて、菜七子は「うれしいですし、ありがたいですね」と言いながら、少し照れた。その気持ちは分かる。それで普段は何て呼んでいるのか聞いてみると「他の馬は馬名で呼び掛けますが、この馬は…」としばし考え込んでしまった。そこで報道陣から「“
プリンちゃん”はどう?」という提案に「それはいいですね」と楽しそうな笑顔が戻った。
愛馬のニックネームも決まった!?菜七子と
プリンちゃんのコンビが、秋の東京でどんな走りを見せてくれるか楽しみだ。(小林正明)
提供:デイリースポーツ