9日、東京競馬場で行われた
毎日王冠(3歳上・GII・芝1800m)は、道中は後方2番手に構えた
戸崎圭太騎手騎乗の1番人気
ルージュバック(牝4、美浦・
大竹正博厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、中団追走から一旦は先頭に出た3番人気
アンビシャス(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)と競り合い、最後はこれをクビ差下して優勝した。勝ちタイムは1分46秒6(稍重)。
さらに3馬身差の3着に11番人気
ヒストリカル(牡7、栗東・
音無秀孝厩舎)が入った。なお、2番人気
ステファノス(牡5、栗東・
藤原英昭厩舎)は直線で前が塞がる場面もあって5着に終わった。
勝った
ルージュバックは、
父マンハッタンカフェ、
母ジンジャーパンチ、
その父Awesome Againという血統。強豪牡馬を見事に下し、6月の
エプソムCに続く重賞連勝を飾った。牝馬による
毎日王冠制覇は1993年の
シンコウラブリイ以来、23年ぶり。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ルージュバック(牝4)
騎手:
戸崎圭太厩舎:美浦・
大竹正博父:マンハッタンカフェ母:ジンジャーパンチ母父:Awesome Again馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:11戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2016年
エプソムC(GIII)