今週は10日まで開催があったため、11日が全休日となった栗東トレセン。
秋華賞(10月16日・京都芝2000m)に出走を予定している馬は大半が明日13日の最終追い切りを予定しているが、
ジュエラー(栗東・
藤岡健一厩舎)は今朝12日に最終追い切りを行っている。
角馬場で入念に前運動した後、
クルークハイトとともに3コーナーからDPへ入場。1秒以上追走する形でスタートしたが、そのラップは速め。4コーナーでもラップが緩むことはなく、スピード感十分に直線に向いた。
直線に入るとほぼ馬体を併せるような体勢。仕掛けられるとしっかりと伸びて前に出て、食い下がる相手を抜かせることなく先着。時計は5F63.7〜4F48.8〜3F35.5〜1F11.3秒と速く、この数字は
桜花賞の最終追い切り時とほぼ同じ。ひと叩きされたことで「体調面に不安はない」と追い切り直後の
藤岡健一調教師。今回は本領発揮というレースになりそうだ。
(取材・写真:井内利彰)