重賞連勝を狙う3歳馬
ロードクエストに、GI馬
ダノンプラチナ・
イスラボニータ、本格化した
ヤングマンパワーなど好メンバーが集結。
モーリス不在のマイル戦線に名乗りを上げるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■10/22(土)
富士S(3歳上・GIII・東京芝1600m)
ロードクエスト(牡3、美浦・
小島茂之厩舎)は秋初戦の
京成杯オータムHを快勝。休み明け、それまで未勝利だった右回り、古馬との初対戦といった懸念を見事に吹き飛ばしてくれた。やはりマイルでは相当の器と言っていいだろう。一叩きして得意の左回りに替わる今回も当然勝ち負けが期待される。
ダノンプラチナ(牡4、美浦・
国枝栄厩舎)は昨年の本レース覇者。前走の
京成杯オータムHでは3着と後れを取ったが、これは休み明けとトップハンデ(58キロ)の分だろう。一叩きして斤量減、コース相性も良いここでの巻き返しを期待したい。
イスラボニータ(牡5、美浦・栗田博憲厩舎)は2年連続3着の
天皇賞(秋)には出ず、ここを秋初戦に選んできた。2014年の
セントライト記念以降、勝ち星からは遠ざかっているが、その間に掲示板を外したのは2度だけと、大きく力が衰えたわけではない。ここでの復活なるか。
その他、
関屋記念で重賞2勝目を挙げた
ヤングマンパワー(牡4、美浦・
手塚貴久厩舎)、大崩れなく走っている
フルーキー(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)、
中京記念を制した
ガリバルディ(牡5、栗東・
藤原英昭厩舎)、
NHKマイルC4着の
ダンツプリウス(牡3、栗東・山内研二厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。