10月23日に京都競馬場で行われる、3歳牡馬クラシックの最後の一冠、
菊花賞。このレースの特別登録段階で、10月19日11時時点でのnetkeiba.com予想単勝オッズで1番人気の支持を集めている
サトノダイヤモンド(栗東・
池江泰寿厩舎)。レースへ向けた最終追い切りが朝一番のCWで行われている。
C.ルメール騎手を背に、3コーナー入口から入場して、
ペルシアンナイトを追走。3コーナーはゆったり入り、加速したのは最後の直線に入ってから。前の脚色も衰えないので、なかなか差が詰まってこなかったが、鞍上が軽く拳を動かすと、ぐんぐんと加速して、あっさりと追い抜いた。
時計は4F53.3〜3F38.0〜1F11.8秒と前走時とあまり変わりないのだが、動き自体は前走時と全く違う。いつでもギアを上げていける状態になっており、前走をひと叩きしたことで明らかに加速力が増している。万全の状態でレースを迎えることができるのではないだろうか。
(取材・写真:井内利彰)