「新馬戦」(23日、京都)
伝説の新馬戦に評判馬の登場だ。日曜京都5R(芝2000メートル)で初陣を迎える
トゥザクラウン(牡、
父キングカメハメハ、栗東・池江)は、重賞5勝馬
トゥザグローリーや14年
有馬記念2着馬
トゥザワールドの全弟。推定520キロ。兄に勝るとも劣らない好馬体はひと際目を引く。
20日の最終リハは栗東CWで6F83秒2-12秒9をマーク。まずまずの時計は出たが、3頭併せで遅れてしまった。池江師は「順調ですが、調教はもっさり。大型馬ですし、1回使ってからかな」と控えめだが、注目馬ゆえに慎重になるのは当然か。それでも、騎乗した水口(レースはルメール)は「まだ積極性に欠けるけど、つつかれる形になるとやる気を出す。乗り味はいいし、気持ちだけ」と感触は悪くない。実戦で素質の高さを見せつけるか。
提供:デイリースポーツ