01年のクラシック戦線を賑わせた
ボーンキング(牡7)が、26日に門別町のブ
リーダーズ・スタリオン・
ステーションに入厩して来春の種牡馬生活に備えている。来年度の種付料は、受胎条件30万円、出産条件50万円と発表された。
同馬は、
父サンデーサイレンス、
母バレークイーン(
その父Sadler's Wells)という血統。半兄に96年の
日本ダービー(GI)を無敗で制した
フサイチコンコルド(
父Caerleon)、同じく半兄に05年
京阪杯(GIII)を制した
カンパニーなどを輩出し種牡馬として活躍中の
ミラクルアドマイヤ(
父トニービン)、甥に05年
京都大賞典(GII)など
JRA現5勝(重賞2勝)、25日の
有馬記念(GI)で3着だった
リンカーン(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎、
父サンデーサイレンス)などがいる。
00年12月に栗東・松田国英厩舎からデビューし、2戦目(阪神・芝2000m)で初勝利。3戦目の
京成杯(GIII)ではD.
ハリソン騎手騎乗で重賞初制覇を挙げる。続く
弥生賞(GII)でも
アグネスタキオンの2着、
日本ダービー(GI)でも4着に入るなど春のクラシック戦線を沸かせた。一旦休養に入り、、
天皇賞・春(GI)4着など勝ち切れないまでも安定した成績を残していたが、その後は、屈腱炎を発症して長期の休養を余儀なくされた。3年ぶりに復帰した今年の
エプソムC(GIII)で5着と好走したが、以降は惨敗が続き、最後のレースとなった11日の
鳴尾記念(GIII)は最下位13着に敗れていた。通算成績17戦2勝(重賞1勝)。