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“逆輸入ジョッキー”が南関東で始動! 藤井勘一郎騎手を直撃

  • 2016年10月24日(月) 18時10分
 今年9月に開催された第1回コリアC(韓国GI)で、クリソライト(牡6、JRA音無秀孝厩舎)を勝利に導いた藤井勘一郎騎手が、24日、南関東での騎乗をスタートさせた。地方短期免許の取得は2回目(15年にホッカイドウ競馬で騎乗)だが、南関東での騎乗は初となる。中学卒業後、単身オーストラリアに渡り、海外で騎手デビュー。シンガポールや、韓国など、世界各国での騎乗経験を持つ“逆輸入ジョッキー”に、騎乗期間の意気込みを聞いた。

― もう1カ月以上前の話になりますが、コリアC、優勝おめでとうございます。日本でも話題になった、あのレースを振り返って頂けますか?

 コリアCが第1回目の開催ということで、クリノスターオー(牡6、JRA高橋義忠厩舎)や、韓国の馬以外にも、シンガポール・イギリスなど、色んな国の馬が参戦してのレースとなりましたよね。結果だけ見れば圧勝でしたが、競馬というのは調教を含めて、本当に何が起こるかわからない中で、関係者の方々に順調に仕上げて頂き、感謝しています。クリソライトは展開がはまらなかった場合に、弱い面があると聞いていましたが、レースではすべて順調にいって、あの強さを見せてくれました。韓国は騎手として、思い入れのある場所なので、勝ててよかったです。

― 南関東競馬には、どういったイメージを持っていますか? また、いつから騎乗を考えていましたか?

 地方競馬の中では、騎乗馬だけでなく、すべての面において、レベルが高いことは実感しています。あと、4場開催(浦和・船橋・大井・川崎)ということもポイントですね。海外の競馬から見ても、一週間のローテーションで、開催場を回していく、というのは特殊なパターンだと思います。その中で、展開はもちろん、それぞれ必要とされる能力も変わってくると思いますし、私にとってもチャレンジングな要素が多いですね。こちらでの騎乗については、実は06年にオーストラリアで見習いを終えた時も希望していたんですが、その時は色々とタイミングが合わずに断念していたんです。今回は自分のタイミングや、条件が揃ったこと、そして、荒山先生(大井)とご縁があり、引き受けてくださったことで、実現しました。

― 南関ファンに向けて、自分のここを見てほしい! といったセールスポイントを教えてください。

 これまで世界各国、色々な場所でレースや調教を経験してきたので、その順応性みたいなものを生かしていければと思っています。

― 24日から南関東での騎乗がスタートします。最後に南関東で騎乗するにあたっての意気込みをお願いします。

 3ヶ月という短い期間ですが、その間には大きなレースも開催されますし、積極的に狙っていきたいですね。その為には、平場のレースから集中して乗って、“南関東の競馬”というものをいち早くつかめればと思います。短い期間にはなりますが、どうか応援をよろしくお願いいたします!

(取材:編集部)

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