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天皇賞(秋)・G1」(30日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、
天皇賞・秋に出走を予定する各馬をA〜D評価しました。週末の予想にお役立てください。
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エイシンヒカリ 評価=B】
昨年の当レース時の評価はC。トモをふっくらと見せていた
毎日王冠時に比べると、トモの張りや臀部(でんぶ)のボリュームが減ったことが評価を下げた理由だ。
今回は5〜6月の海外遠征後で約4カ月半ぶりの実戦。間隔をしっかりと取られた効果なのか、昨年はかなり前駆体系に見えたが、今年は前後の
バランスが良化している。
1週前追い切りをかなりハードに追われた翌日の撮影だが、馬体の張りツヤは良好。ただ昨年の
毎日王冠の時よりは、気持ちトモの膨らみが足りない分と、少しマイル色が強くなってきた
シルエットのためB評価にとどめておく。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉
武豊を背に栗東CWで6F77秒5-37秒6-13秒6(一杯)。月曜日の降雨の影響で重くなった馬場をものともせず、スピード感あふれる走り。帰厩後は9本の時計をマークしており、豊富な乗り込みで態勢はほぼ整っている。
提供:デイリースポーツ