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ロゴタイプ田辺「行けたら行くつもり」/天皇賞(秋)共同会見

  • 2016年10月26日(水) 16時30分
 天皇賞・秋(GI・芝2000m)に出走するロゴタイプ(牡6・美浦・田中剛)を管理する田中調教師と騎乗する田辺裕信騎手の共同記者会見が行われた。

■田中調教師

(今日の最終追い切りについて)
「週末に坂路で53秒台を出しておりますので、全体的な時計は速くなくてもいいから、6ハロンのあとくらいから15-15で行って、ゴール前だけしっかり闘魂注入してほしいという指示でした。田辺騎手も、良かったですと言っていました」

(天皇賞・秋を春のマイル王として迎える心境は)
「2000mも通用する馬だと思っております。あとはすごいメンバーが揃ったなという感じですね」

(3年振りとなった安田記念の勝利を振り返って)
「本当に長かったです。勝ってはいなかったですが、惜しいレースがいくつかありましたし、どこかで絶対勝たなければ、このままで終わってはいけないという気持ちがありました。牧場の方とスタッフとジョッキーと、皆一丸となった結果だと思います」

(勝てなかった4、5歳時に力を注いだことは?)
「ウイークポイントを見つけて、そこに手をかけながら良くしていく方法に徹しました。良くしようと思って強い負荷をかけてしまうと、逆にオーバーワークになってしまうこともありますので、そこを加減しながらやってきました」

(ウイークポイントを具体的に)
「背中から腰にかけてまだ緩いところがありました。安田記念の前あたりから、その部分がしっかりはまってきているような感じがありましたので、そこを含めてケアをしながら負荷をかけてきました」

(3歳から6歳にかけての成長は?)
「徐々に徐々に本当に良くなってきてくれている感じがしますので、まだまだ頑張ってほしいと思っています」

(前走の毎日王冠・GII・8着について)
「前走はゲートがうまくいきませんでした」

(東京2000mの攻略のポイントは?)
「1頭速い馬がいますので、その馬と競らないような感じで行きながら、早め先頭という形で何とかロゴタイプの競馬ができればと思っています。ただレースは生き物なので、スタートを切ってみなければわからないですし、スタートを切ったところで田辺ジョッキーと武ジョッキーがどういう動きをするのか、とても興味深いレースになると思います」

(枠順、馬場状態の注文は?)
「できれば馬場はあまり渋ってはほしくないですし、あまり外枠には行きたくないですけど、こればっかりは…」

(安田記念にも勝って、大一番に強いという印象があるが?)
「あの時はすべてがうまく行って、本当に神様が味方をしてくれたのではないかというレースだったと思います」

(最後にファンへのメッセージを)
ロゴタイプの馬券をたくさん買って応援してください。よろしくお願い致します」


■田辺騎手

(最終追い切りの感触は?)
「この前、競馬を使って、少しピリッとしたというか、シャキッとしました」

(追い切りの指示は?)
「時計など特に細かい指示はなかったのですが、最後に少し頑張らせて気合いを入れてほしいという感じでした」

(コンビを組んで5戦目で迎える天皇賞・秋を迎える進境は?)
「この前も期待はしていたのですが、結果はついてきませんでした。ただ使って上向くタイプだと僕は思っていますので、ここも悲観はしていませんし、頑張ってほしいですね」

(安田記念を振り返って)
「スタートも上手な馬ですし、これと言ってハナを主張する馬もいなかったので、自分でペースを作れました。でも何より最後で踏ん張れたのは、あの馬自身が頑張れたからだと思います」

(コンビを組む前のロゴタイプの印象は?)
朝日杯FS(GI)や皐月賞(GI)も勝っていますし、長い距離はそんなに使っているイメージはなかったですけど、距離が短ければダメとか、長くないとダメなど、注文がつかない馬だなと思っていました」

(安田記念の勝因は?)
「年齢らしからぬ体ですし、調教の動きと競馬を使ってからの息の入りなど、それに比例して調子を上げてくるタイプですね」

(中山記念毎日王冠の1800mとマイル戦を走った時の違いは?)
「距離で負けたわけではないと思います。毎日王冠は休み明けの影響もあるでしょうし、メンバーも当然違いますし、流れ1つで勝ったり負けたりというのはこの馬に限らずあると思います。前走で負けたということの反省と、それを生かして次の競馬をしたいというのはありますね」

(東京の2000mはどんな競馬を?)
「スタートが速い馬なので、流れに乗って行きたいです。枠順はまだわからないですけど、丁度良いところを取りたいですね。何回も言っている通りスタートが速い馬ですし、距離のロスなく行きたいので、枠順は結構重要かなと思います」

(人気上位馬との先行争いも注目になるが?)
「去年の秋の天皇賞もエイシンヒカリが行くと思っていたのですけど、自分が乗っていたクラレントの方が速かったので、どの馬が行くかはあまり考えないようにします。自分も行けたら行くつもりではいますし、その辺は柔軟に対応したいです」

(ファンへのメッセージを)
「ここを目標に1回使って、気持ちも息の入りも上がってきていますので、頑張ってもらいたいと思います。応援よろしくお願いします」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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