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ルージュバック大竹師「戸崎騎手に全て委ねる」/天皇賞(秋)共同会見

  • 2016年10月27日(木) 19時40分
 天皇賞・秋(GI・芝2000m)に出走するルージュバック(牝4・美浦・大竹正博)を管理する大竹調教師の共同記者会見が行われた。

(3頭併せの最終追い切りについて)
「レース間隔が中2週と今までになく短いので、やり過ぎずということをテーマで追い切りました。2、3歳の時の追い切りの派手さはなくなってきましたが、力強さは感じました。やっぱり古馬になって深みが出てきたように思います」

(前走の毎日王冠の追い切りより、今回の方が鋭い反応に見えたが?)
「その通りだと思います。そこを確かめるだけの追い切りと今日は考えていたので、そこは合格点をあげられると思います」

(前走から中2週という間隔の中で一旦放牧に出たが?)
「競馬が終わって放牧の時間まではじっくり観察して、何か少しでも不安点があれば放牧を挟まずそのまま(在厩)ということも考えました。ただ前回の競馬のダメージがかなり少なく、全くもって不安点が出なかったので、放牧を挟んで次のレースに向かうというこれまでのルーティンにこだわりました」

(その時点で秋の天皇賞とエリザベス女王杯のどちらに行くかは決まっていた?)
「いえ、まだ決まっていなかったですね」

(放牧先での状態を見ての判断で?)
「そうですね」

(先週、帰厩して見た印象は?)
「さすがに競馬を使って間もなかったですし、輸送も挟んでいるので、正直言うと細いかなという印象がありましたが、言い方を変えれば研ぎ澄まされたシルエットだと感じました」

(強い逃げ馬や差し馬もいるが、これまでのレーススタイルを変えるつもりは?)
「僕が考えたところでスタートしないとわからないですし、彼女の背中に関しては戸崎ジョッキーが1番知っているので、レースでは彼に全て委ねるつもりです」

(枠順は)
「幸いフルゲートにはならないので、枠の有利不利はいくらか軽減されそうですし、極端な外枠でなければいいと思います」

(馬体重については?)
「昨日計量して450キロなので、若干マイナスという体重です。今日追い切って440キロ台にはなると思います。あとは競馬までどこまで整えていくかが鍵になるでしょう。追い切った後はほとんど乗らずに競馬に向かっているので、今回もそのパターンで行こうとは思っています」

(この先のローテーションを考えても非常に期待のかかるレースに?)
「走るのは馬ですし、これまでその期待が空回りすることが多かったので、あくまで静かに見守っていこうと思っています」

(男馬相手に俄然燃えるタイプ?)
「他の馬たちが遠慮してくれているのかなと…(笑)。いつも燃えていますよ」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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