27日、園田競馬場で行われた第9回兵庫若駒賞(2歳・ダ1400m・1着賞金350万円)は、好位でレースを進めた下原理騎手騎乗の3番人気ナチュラリー(牡2、兵庫・新子雅司厩舎)が、3コーナーで先頭に立って直線に入り、外から差を詰めてきた1番人気スターレーン(牝2、兵庫・松浦聡志厩舎)の追撃をハナ差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分32秒6(稍重)。

　さらに1/2馬身差の3着に5番人気セカンドインパクト(牝2、兵庫・保利良次厩舎)が入った。なお、2番人気キューティハーバー(牝2、兵庫・諏訪貴正厩舎)はセカンドインパクトから5馬身差の4着に終わった。

　勝ったナチュラリーは、父ゴールドヘイロー、母マジックウェーブ、その父コマンダーインチーフという血統。デビューから2戦して2、4着に終わっていたが、ここで初勝利と重賞初制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆ナチュラリー(牡2)
騎手：下原理
厩舎：兵庫・新子雅司
父：ゴールドヘイロー
母：マジックウェーブ
母父：コマンダーインチーフ
馬主：堀井直樹
生産者：冨岡牧場
通算成績：3戦1勝(重賞1勝)