10月14日に蹄葉炎のために24歳で亡くなった1995年の
オークス馬、
ダンスパートナーの最後の産駒となる
ベストダンス(牡2・美浦・
戸田博文・父
ワークフォース)が、29日(土)の東京5R(芝1600m)でデビューする。同馬は半兄に
中山金杯、
中山記念に優勝した
フェデラリストがいる血統だ。管理する戸田調教師のコメント。
「この兄弟は気難しい面があると聞いていましたが、今のところそのような感じは見せていません。稽古では馬なりで動けることもあり、これまでしっかり追っていなかったので、レースで追われた時に反応が鈍いかもしれませんが、今週(10/26)はしっかり追いましたので覚えてくれるかと思います。柔らか味があり、身のこなしも良く、良血馬らしい雰囲気を持っています。素晴らしい母馬が亡くなりましたから、この馬が良い走りをしてくれると嬉しいです」
(取材・写真:佐々木祥恵)