「
エリザベス女王杯・G1」(13日、京都)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、
エリザベス女王杯に出走を予定する各馬をA〜D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【
ミッキークイーン 評価=B】
3歳時は関東遠征で大きく体重を減らすなど、馬体の維持がひとつの課題となっていた小柄な
ディープインパクト産駒。池江厩舎の1週前追い切り後の撮影時は、皮膚が厚ぼったく映るほど体をパンパンに膨らませることが多かったが、今秋のG1出走の有力馬たちは意外とすっきりと見せている。
菊花賞の
サトノダイヤモンドなど成功例はある。ただこの馬に関しては、
オークス&
秋華賞など高いパフォーマンスを示したレースは全てボリュームのある
シルエット。一度使っていれば筋肉が膨らむ可能性はあったが、捻挫で使えなかったことがこぢんまりしたトモとボリューム不足の前腕や腹回りに出ているのかもしれない。今回に関してはB評価が妥当だろう。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉浜中騎手を背に栗東坂路で4F52秒0-37秒9-12秒0(一杯)。
シロニイ(2歳500万下)と併せて併入。テンからスムーズに折り合って、ラストはスパッと切れた。仕上がりは上々だ。
提供:デイリースポーツ