6月にnetkeibaで、
石橋脩騎手と
石川裕紀人騎手のバレットを募集し、石川騎手の新バレットも決定しました。(
※石橋騎手のバレット決定のニュースはこちら、9月27日配信)
採用されたのは、石川騎手より6つ年上の渡部渉さん(26歳)。7年間牧場で働き、その後今年の夏まで
大井競馬場で3年間厩務員として従事していたという経歴の持ち主です。
6(日)の東京競馬でバレットデビューを果たした渡部さんに、応募のきっかけや初仕事を終えての感想、今後の意気込みをお聞きしました。
――応募のきっかけを教えてください。
これまで牧場で働いたり厩務員をしたり、直に馬に触る仕事をしてきたのですが、競馬の世界に10年携わってきた中で、表舞台を支える裏方としての仕事にも興味を持つようになり、今回の求人を見つけて「いい機会だな」と思い応募しました。
――初仕事を終えていかがですか?
大井競馬場にもバレットはいたので、仕事の内容はある程度分かっていたのですが、実際にやってみると覚えることが多くて大変な面もありました。でも、石川騎手が勝った時は、自分が担当していた馬が勝った時とはまた違う喜びがありましたね。少しでも役に立てるように、早く仕事を覚えてがんばりたいです。
――バレットとして大事なことは何だと思いますか?
これはどの仕事でもそうだと思いますが、やはり人間関係です。自分はバレットとしては初心者なので、先輩方から仕事を教えてもらう立場。それに、石川騎手の年齢は自分よりも下ですが、自分は雇ってもらっている立場。その辺りをわきまえて行動していくことが大事だと思います。
――素顔の石川騎手はどんな方ですか?
競馬の最中は厳しいですが、それは当たり前のこと。年齢は20歳ですが自分以上にしっかりしていて、プロ意識が高いと思います。その一方で、仕事が終わった後はとても気さくです。人としてとても魅力的だなと思っています。
――最後に、これからどんなバレットになっていきたいですか?
石川騎手の力になれる、信頼されるバレットになりたいです。また、先輩バレットや多くの関係者から早く認めていただけるように、しっかりと働いていきたいです。