「
デイリー杯2歳S・G2」(12日、京都)
ここまで2戦2勝の
ジューヌエコールは9日、栗東坂路で最終リハを行った。しまいを鋭く伸ばして
ユアスイスイ(2歳未勝利)に2馬身先着し、4F51秒8-37秒9-12秒1の好時計をマーク。見守った安田師は「しっかりとした時計が出ましたね」と満足そうにうなずいた。
中間は坂路だけではなく、CWでの調教も重ねており「コースで乗っていることも坂路で生きていますね。走りがきれいになっています」と成長ぶりに目尻を下げる。前走後は課題であったゲートの駐立練習なども行い、「矯正できていますよ」と指揮官は効果に自信を深めた様子だ。
今回は初のマイル戦。「千六は掛かるだろうね」と慎重さを見せつつ、力のいる馬場で戦った2戦を踏まえて「京都の高速馬場に対応できるか」とポイントを挙げた。先週の
京王杯2歳Sでは僚馬の
モンドキャンノがV。安田厩舎の2週連続重賞Vなるか注目だ。
提供:デイリースポーツ