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ロンジンワールドベストレースホースランキング〜エイシンヒカリが第4位タイ

ラジオNIKKEI
  • 2016年11月11日(金) 15時14分
 IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が発表された。

 今回の発表は2016年1月1日から11月6日までに施行された世界の主要レースを対象としていて、ブリーダーズカップ、コックスプレート、英チャンピオンステークスなどが含まれ、120ポンド以上の48頭が掲載された。

 ランキングトップは、アロゲートで134ポンドブリーダーズカップクラシックで、前回までランキングトップカリフォルニアクロームをゴール前で1/2馬身交わして快勝、レーティングを5ポンド上げて単独トップとなった。134ポンドは、昨年ワールドチャンピオンのアメリカンファラオと同じ評価。

 第2位は、前回トップのカリフォルニアクロームで133ポンドブリーダーズカップクラシックは惜しくも2着で今年初めての敗戦となったが、3着馬には10馬身以上の着差をつけている。

 第3位は、牝馬のウィンクスで130ポンド。前回の発表では127ポンドで第4位タイだったが、コックスプレートで2着のハートネルに8馬身差をつけて完勝し、レーティングを3ポンド上げた。2013年に130ポンドでワールドランキングトップとなった2頭の牝馬ブラックキャビアとトレヴに並ぶレーティングで、昨年の5月から13連勝(すべて重賞競走で、うちG1はコックスプレート連覇を含む9勝)となった。

 第4位タイは、エイシンヒカリアルマンゾルの2頭で129ポンドエイシンヒカリのレーティングは前回までと同じだが、他がレーティングを上げたため、順位は第2位タイから下がった。アルマンゾルは、英チャンピオンステークスで凱旋門賞馬ファウンドに2馬身差をつけて快勝し、前回からレーティングを2ポンド上げた。

 第6位は前回と同じくフロステッドで126ポンド、第7位タイも前回同様モーリス、ポストポンド、ワーザーの3頭で124ポンドモーリス天皇賞(秋)を勝って、距離カテゴリーに「I」が加わった。

 日本調教馬は、1頭増えて6頭が掲載された。エイシンヒカリモーリス以外では、前回第23位タイだったドゥラメンテマカヒキが121ポンドで第25位タイに、菊花賞を勝ったサトノダイヤモンドが120ポンドで前回と同じ第33位タイになったが、距離カテゴリーに「E」が加わった。また、天皇賞(秋)2着のリアルスティールも120ポンドで第33位タイ(第2回及び第3回の中間発表では119ポンドで掲載)となっている。

(JRA発表のリリースによる)

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