「
マイルCS・G1」(20日、京都)
マイルCSの枠順が18日、確定した。
前哨戦の
スワンSを大外一気で完勝。池江師いわく“ナタの切れ味”で、ラ
イバルをなで切りにしてみせた
サトノアラジン。弾みをつけて臨む今回は1枠2番からのスタートとなった。
過去20年で(0・0・1・19)という微妙なゲート番号。内でもまれる可能性が高くなる点が少々気になるところだが、担当の山元助手は「ジョッキーはこの馬のことをよく分かってくれていますし、速い馬がいるので、包まれることもないでしょうから。気にしていませんよ」とサラリ。
アラジンの地力の高さを信頼している。
18日朝は栗東の角馬場から坂路へと移り、4F63秒6-46秒0-14秒8をマーク。ゆったりと駆け上がって心身を整えた。仕上がり途上で、トモに緩さを残していた前走時とは一変。弾むようなアクションが目を引いた。
「前走は明らかに馬体が太かったですから。1度使ったことで筋肉のラインがはっきりしてきましたし、フワッとした感じも抜けてきました」と同助手は出来に胸を張った。14年
エリザベス女王杯覇者
ラキシスの全弟は、暮れには香港遠征も見据える。ここで国内G1タイトル奪取を果たし、さらなる高みへ向かいたい。
提供:デイリースポーツ