「マイルCS・G1」(20日、京都)
先手を奪った
ミッキーアイルが粘り込み、14年NHKマイルC以来2度目のG1制覇を決めた。逃げ切り勝ちは91年
ダイタクヘリオス以来、25年ぶり2度目。なお、騎乗していた浜中は直線で外側に斜行したため騎乗停止処分を科せられた。2着には
イスラボニータが入り、1番人気
サトノアラジンは5着に敗れた。
2番人気の
イスラボニータは頭差2着に敗れた。引き揚げてきたルメールは「もうちょっとだった…」と悔しさをにじませた。
「ちょうどいいポジションだったし、とても
リラックスしていた」。4角5番手から直線に向くと末脚を伸ばした。差し切るような勢いだったが、勝ち馬が一枚上だった。
14年
皐月賞以来の戴冠はならなかったが「こないだより良くなっていた。馬のコンディションは完璧でした」とパートナーをたたえた。ルメール自身、先週の
エリザベス女王杯(
シングウィズジョイ)に続いてのG1・2着。「毎週一緒だね…」と苦笑いを浮かべていた。
提供:デイリースポーツ