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キタサンブラックのGI・3勝目なるか/ジャパンCの見どころ

  • 2016年11月21日(月) 10時00分
 キタサンブラックゴールドアクターといった中長距離路線のトップクラスに、今年の皐月賞ディーマジェスティ、海外GI馬リアルスティールなど好メンバーが集結。府中の頂上決戦を制するのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■11/27(日) ジャパンC(3歳上・GI・東京芝2400m)

 キタサンブラック(牡4、栗東・清水久詞厩舎)は秋初戦の京都大賞典を勝利。着差はクビ差だったものの、余力十分の完勝だった。ここまでのキャリアで唯一馬券圏内を外したのがこの条件(日本ダービー14着)だが、デビューから東京で2連勝しているように、コース相性は決して悪くない。充実している今なら違う結果を見せてくれるだろう。3つ目のGIタイトル獲得なるか。

 ゴールドアクター(牡5、美浦・中川公成厩舎)も秋初戦のオールカマーを完勝。春の天皇賞では12着と惨敗したが、キッチリと立て直してきた。その後の調整も順調で、昨年の有馬記念以来のGI・2勝目、スクリーンヒーローとの父子制覇が期待される。

 ディーマジェスティ(牡3、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)はクラシック2冠制覇に挑んだ菊花賞で4着に敗れたが、初の関西遠征が影響したか。距離短縮、走り慣れた東京なら巻き返してくるはず。現3歳世代のレベルの高さをここで証明できるか。

 その他、ドバイターフを制したR.ムーア騎手とのコンビで挑むリアルスティール(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)、秋の天皇賞7着からの巻き返しを期す女傑ルージュバック(牝4、美浦・大竹正博厩舎)、秋初戦のアルゼンチン共和国杯を制したシュヴァルグラン(牡4、栗東・友道康夫厩舎)、一叩きで良くなりそうなサウンズオブアース(牡5、栗東・藤岡健一厩舎)、2年連続参戦のイラプト(牡4、仏・F.グラファール厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

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