キタサンブラック・
ゴールドアクターといった中長距離路線のトップクラスに、今年の
皐月賞馬
ディーマジェスティ、海外GI馬
リアルスティールなど好メンバーが集結。府中の頂上決戦を制するのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■11/27(日)
ジャパンC(3歳上・GI・東京芝2400m)
キタサンブラック(牡4、栗東・
清水久詞厩舎)は秋初戦の
京都大賞典を勝利。着差はクビ差だったものの、余力十分の完勝だった。ここまでのキャリアで唯一馬券圏内を外したのがこの条件(
日本ダービー14着)だが、デビューから東京で2連勝しているように、コース相性は決して悪くない。充実している今なら違う結果を見せてくれるだろう。3つ目のGIタイトル獲得なるか。
ゴールドアクター(牡5、美浦・
中川公成厩舎)も秋初戦の
オールカマーを完勝。春の天皇賞では12着と惨敗したが、キッチリと立て直してきた。その後の調整も順調で、昨年の
有馬記念以来のGI・2勝目、
スクリーンヒーローとの父子制覇が期待される。
ディーマジェスティ(牡3、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)はクラシック2冠制覇に挑んだ
菊花賞で4着に敗れたが、初の関西遠征が影響したか。距離短縮、走り慣れた東京なら巻き返してくるはず。現3歳世代のレベルの高さをここで証明できるか。
その他、
ドバイターフを制したR.ムーア騎手とのコンビで挑む
リアルスティール(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)、秋の天皇賞7着からの巻き返しを期す女傑
ルージュバック(牝4、美浦・
大竹正博厩舎)、秋初戦の
アルゼンチン共和国杯を制した
シュヴァルグラン(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)、一叩きで良くなりそうな
サウンズオブアース(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)、2年連続参戦のイラプト(牡4、仏・F.
グラファール厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。