秋の京都開催最後のレースとなる
京阪杯。混戦模様のメンバー構成で、馬券を考える上では難解な一戦となりそうだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■11/27(日)
京阪杯(3歳上・GIII・京都芝1200m)
ネロ(牡5、栗東・
森秀行厩舎)は前走の
スプリンターズSで6着だったが、勝ち馬とのタイム差は0.1秒とわずかだった。その前の
セントウルS、アイビスサマーDでも続けて2着に入っており、相手関係を考えればここは重賞初制覇のチャンスと言えるだろう。
クリスマス(牝5、美浦・
伊藤大士厩舎)は昨年12月に長期休養から復帰。今夏のTVh杯(1600万下)、UHB賞を連勝して、再び重賞戦線に戻ってきた。京都コースは初めてだが、ここで2013年の
函館2歳S以来、3年4か月ぶりの重賞制覇なるか。
エイシンスパルタン(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)は秋初戦の
スワンSで3着。先手を取って直線でも渋太さを見せた。1200mへの距離短縮は問題なく、休み明け2戦目の今回も上位争いが期待される。
その他、連勝中の
メラグラーナ(牝4、栗東・
池添学厩舎)・
ラインスピリット(牡5、栗東・松永昌博厩舎)、前走復調気配を見せた
アースソニック(牡7、栗東・
中竹和也厩舎)、再びオープンに上がってきた
フミノムーン(牡4、栗東・西浦勝一厩舎)、オ
パールSで2着の
セカンドテーブル(牡4、栗東・崎山博樹厩舎)なども上位争いの圏内。発走は16時15分。