24日、
JRAより香港国際諸競走の選出馬が発表され、
香港スプリント(GI)に昨年の
高松宮記念(GI)勝ち馬・エアロヴェロシティ(セ8、香港・P.オ
サリバン調教師)が選出されたことがわかった。現地で前哨戦のジョッキークラブス
プリント(GII・シャティン1200m)にも出走しており、順調にいけば
ビッグアーサー(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)、
レッドファルクス(牡5、美浦・
尾関知人厩舎)との対戦が実現する。
日本馬両頭とは今回が初対戦となるが、今年の
高松宮記念の勝ち馬・
ビッグアーサーは、エアロヴェロシティが
高松宮記念を制した日の第9R
岡崎特別を優勝。デビュー3戦目で1000万下のレースながら、その時の勝ちタイムが1分08秒6(稍重)と、エアロヴェロシティの勝ちタイムに僅か0.1秒差に迫ったことで一躍脚光を浴びた経緯がある。
その日から約1年半後、ス
プリント最高峰の舞台で実現する“直接対決”。ここに
スプリンターズS(GI)を制し、日本の新ス
プリント王として名乗りを挙げた
レッドファルクスも加わり、みどころ十分の6ハロン戦となりそうだ。