レースまでの日数間隔を考慮して、前走同様、木曜日に
チャンピオンズC(12月4日・中京ダート1800m)の最終追い切りを行った
ラニ(栗東・
松永幹夫厩舎)。先週に続いて、
内田博幸騎手が跨って、Eコースでの単走追い切りとなった。
今朝は丸内永舟調教助手で坂路馬場をキャンターで駆け上がり、頂上で
内田博幸騎手と乗り替わり、Eコースへ入場する前にブリンカーを着用。ブリンカーを着用してのEコースは先週25日以来となるが、その時はかなり行きっぷりがよかったので、今回も同様のイメージだったが、8F標識から7F標識はゆったりとしたキャンター。
7Fから6Fの区間が15秒だったので、ちょっとずつ速くなっていくのかなと思ったが、ギアが替わった時のスピード乗りは抜群。その速さを保ったまま、4コーナーから直線へと向いてきたが、さすがに最後は脚が上がり気味で鞍上もしっかりと追ってのゴールとなった。
時計は6F72.1〜5F59.0〜4F46.9〜3F35.5〜1F12.0秒。いくら水分を含んで、時計の出やすいダート馬場だとはいえ、レース並みの数字には驚くばかり。ブリンカーを着用することで、いろんなことを確かめることができたようなので、収穫の多い最終追い切りになったのではないだろうか。
(取材・写真:井内利彰)