昨年の
高松宮記念(GI)を制した
アドマイヤマックス(牡7)が13日、新冠町のビッグレッドファームに入厩。今春から種牡馬として繋養されることになった。種付料は受胎確認後100万円、または出生確認後150万円となっている。
同馬は
父サンデーサイレンス、母は84年
京成杯3歳S(GII)など
JRA・4勝(重賞3勝)を挙げた
ダイナシュート(
その父ノーザンテースト)という血統。全姉に97年
桜花賞(GI)3着の
ホーネットピアスがいる。
01年10月に京都競馬場でデビュー。新馬、東京スポーツ杯2歳S(GIII)を連勝し、一躍クラシックの有力候補に踊り出た。しかし、ラジオたんぱ杯2歳S(GIII)3着後に骨折が判明し、春のクラシックは全休。復帰戦となった02年9月
セントライト記念で2着に好走するも、続く
菊花賞(GI)では距離の壁に泣き11着と大敗した。その後はマイル戦中心に使われ、03年6月
安田記念2着など好走こそするものの勝ち星からは見放されていたが、04年10月
富士Sで久々の3勝目を挙げる。その後はまた勝ち切れないレースが続くも、05年3月
高松宮記念(GI)で悲願のGI初勝利。
スプリンターズS(GI)でも3着に入るなど名マイラーとして長く活躍した。最後のレースとなった12月の
香港スプリント(香G1)は11着に敗れていた。通算成績23戦4勝(重賞3勝、海外2戦0勝)。