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タップダンスシチーの繋養先が決定

  • 2006年01月14日(土) 16時30分
 03年ジャパンC、04年宝塚記念(共にGI)優勝馬で、1月6日付で競走馬登録を抹消したタップダンスシチー(牡9)の繋養先が、門別・ブリーダーズスタリオンステーションに決まった。今年度の種付料は、受胎条件50万円、出産条件80万円となる。

 同馬は、父Pleasant Tap母All Dance(その父Northern Dancer)という血統の米国産馬。叔母に牝馬ながら88年ケンタッキーダービー(米G1)を制したウイニングカラーズ Winning Colors(父Caro)がいる。00年3月に栗東・佐々木晶三厩舎からデビューし、2戦目(阪神・芝2200m)で初勝利。京都新聞杯(GIII)ではアグネスフライト(00年日本ダービー-GI)の3着と好走するも、3、4歳時は低迷が続き、5歳になると本格化。朝日チャレンジC(GIII)で重賞初制覇、同年12月の有馬記念(GI)では13番人気ながら2着と好走している。03年は、金鯱賞(GII)を制して臨んだ宝塚記念(GI)は3着に敗れるも、秋初戦となった京都大賞典(GII)を勝利。続くジャパンCでは不良馬場を苦にせず2400mを逃げ切って9馬身差の圧勝、GI初制覇を飾っている。その後も04年金鯱賞宝塚記念を制すなど、古馬中・長距離路線で活躍を見せていた。夏を休養に充て、挑んだ凱旋門賞(仏G1)は、飛行機のトラブルなどがあり、果敢に先行するも17着と大敗。帰国直後に臨んだ有馬記念を2着と好走。05年は金鯱賞から始動し、史上2頭目となるJRA平地重賞3連覇を達成するも、その後のGI戦線(宝塚記念-7着、天皇賞・秋-9着、ジャパンC-10着)では精彩を欠き、ラストランとなった有馬記念は12着に敗れた。通算成績42戦12勝(うち海外1戦0勝、重賞7勝)。

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