先週の阪神JFは
ソウルスターリングが完勝。ここも同じフランケルの娘・
ミスエルテに注目が集まる。
グレード制導入後初の牝馬V(※)を決めて、父に初年度産駒の2歳GI両制覇という快挙をもたらすことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■12/18(日) 朝日杯フューチュリティS(2歳・牡牝・GI・阪神芝1600m)
ミスエルテ(牝2、栗東・
池江泰寿厩舎)は怪物フランケルの初年度産駒。新馬戦は最後まで持ったままで楽勝、続く
ファンタジーSも出遅れながら突き抜けて完勝と、底の知れない強さを見せている。ここで牡馬も蹴散らして、先週の
ソウルスターリングに続くことができるか。
モンドキャンノ(牡2、栗東・安田隆行厩舎)は
京王杯2歳Sを制覇。一旦は抜け出した
小倉2歳S覇者
レーヌミノルを豪快に差し切って見せた。若干掛かっていただけに、今回は距離延長での折り合いがカギとなるが、クリアできれば上位争いは必至だろう。
その他、新馬戦・もみじSと連勝している
レッドアンシェル(牡2、栗東・
庄野靖志厩舎)、新馬戦・
野路菊Sと連勝の
アメリカズカップ(牡2、栗東・
音無秀孝厩舎)、
札幌2歳Sを勝った
トラスト(牡2、栗東・中村均厩舎)、
函館2歳Sを制した
レヴァンテライオン(牡2、栗東・
矢作芳人厩舎)、
サウジアラビアRCで2着の
ダンビュライト(牡2、栗東・
音無秀孝厩舎)、
JRA平地GI全制覇がかかる
武豊騎手とコンビを組む
タガノアシュラ(牡2、栗東・五十嵐忠男厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。
※
グレード制導入前の朝日杯3歳Sでは1980年に
テンモンが勝っている。ここから数えると36年ぶり。