12月18日(日)に阪神競馬場で行われる第68回朝日杯フューチュリティステークス(GI)に登録をしている
アメリカズカップ(牡2、栗東・
音無秀孝厩舎)について、追い切り後の
音無秀孝調教師のコメントは以下の通り。
(デビュー2連勝を振り返って)
「いつもそうですが、調教でそんなに目立つ馬ではないので、新馬の時からどうかなと思っていました。しかし、初戦から根性のあるところを見せて、2戦目も感情剥き出しにして走ってくれたので、調教からすると競馬に行った方が良いという印象はあります。
反動が出たかは分からないのです。実戦の後は全て放牧に出していますし、すぐ回復しています。そういうのはないと思います」
(前走後の調整について)
「前走で課題が見つかりました。一つはゲートがうるさかったことです。レースでは大外枠を引いたので問題ありませんでしたが、当該週のゲートの練習が良くなかったのです。それで、レースが終わったらゲートを治そうと。それはもう治しました。もう一つは馬運車の中でうるさかったことです。それも一応練習してクリアしています。今回は大丈夫ではないかと思います」
(坂路での最終追い切りを振り返って)
「先週は最後でもたついて13秒かかりました。今日は13秒を切るように最後はしっかりと追ってほしいと伝えました。半マイルが53秒3で目立ちませんが、最後は12秒5でフィニッシュしているので、先週よりは明らかに良くなっています。
しっかりと最後まで併せ馬ができましたから、今週はほぼ仕上がっていると思います。
馬体重的にも前走並か、少し夏の間も成長していると思いますから、+4とか6というレベルだと思います」
(成長を感じる点は?)
「今回が一番長いレース間隔です。長ければ長いほど成長はするので、今回は見た目にも大きくなったかなと思えます。体重的にはあまり変わりませんが、背が伸びています」
(今回のレースに向けて)
「デビュー戦が1600mで、前走は1800mで右回りも使っています。特に問題はないと思います。
(良さは)根性ですかね。使うごとに良くなってくれると良いなと思います。
GIですし、どこまでやれるか楽しみにしています。応援して下さい」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI