23日(祝・金)に中山競馬場で行われる第139回
中山大障害(J・GI)に出走する
オジュウチョウサン(牡5、美浦・
和田正一郎厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
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オジュウチョウサンについて
和田正一郎調教師
「(
東京ハイジャンプは)4コーナーから直線でかなり外に張られて、障害のないところまで行ってしまって競走中止になってしまう、外ラチにぶつかってしまうのではという事まで一瞬頭をよぎりました。とにかく無事に走ってくれたことが第一でした。
幸いダメージもなかったですし、予定通り放牧に出して休養でしっかり疲れを取ってから、調教してきました。厩舎に戻ってからも順調に調教ができていますね。今週(最終追い切りは火曜)は、前に馬を1頭置いて、それを追いかける形で走らせました。走ることに前向きでしたし、良いフォームでしたね。(石神)ジョッキーも、精神的にも肉体的にも仕上がりましたねと話していました。以前から石神騎手がこの馬の障害馬としての素質を買ってくれていましたし、それが開花したのかな、と思います。
順調に調教できましたし、あとは無事に送り出すことが出来ればと思います。障害戦ですから、まずは無事に完走してくれれば。それに良い結果がついてきてくれれば良いですね。(
最優秀障害馬のタイトルも目前ですが)勝てば取れるとは思いますが、意識はせずに、目の前のレースに全力投球したいですね」
(取材:大関隼)
ラジオNIKKEI