「
有馬記念・G1」(25日、中山)
中2週のローテなら、追い切りで無理をすることもない。
ステイヤーズSを力で押し切り、意気揚々と
グランプリへ向かう
アルバートが22日、美浦Wでの最終リハをゴール前だけ強めに追われフィニッシュした。
ブライトバローズ(4歳1000万下)、
レアリスタ(4歳1600万下)との3頭併せ。4コーナーでは3頭ほぼ併走の形だったが、最後はパートナー2頭に0秒2差遅れて流れ込んだ。
橋本助手は「間が詰まっているのでサッとです。遅れた分は心配ありません。いい状態で出せますよ」と、あくまで前向きだ。確かに、鋭さは鳴りをひそめた追い切りだが、トモは張りがあって毛ヅヤもいい。
昨年も
ステイヤーズS優勝から
グランプリに臨んだが、長いスパンで見ると臨戦過程は随分違う。「昨年はコンスタントに使いつつの年末でしたが、今年は休み明け3走目でここ。フレッシュな状態です」と同助手。昨年11着の雪辱といきたいところだ。
提供:デイリースポーツ