23日、中山競馬場で行われた中山大障害(3歳上・JGI・障害4100m)は、3番手で各障害をクリアしていった石神深一騎手騎乗の1番人気オジュウチョウサン(牡5、美浦・和田正一郎厩舎)が、最後の直線手前で先頭に立って、内で食い下がる昨年の覇者で2番人気のアップトゥデイト(牡6、栗東・佐々木晶三厩舎)を突き放し、最後はこれに9馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分45秒6(良)。

　さらに5馬身差の3着に3番人気ルペールノエル(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)が入った。また、今年は出走11頭が全て完走した。

　勝ったオジュウチョウサンは、父ステイゴールド、母シャドウシルエット、その父シンボリクリスエスという血統。春の中山グランドジャンプからの重賞4連勝で、春秋ジャンプGI制覇を達成した。

【勝ち馬プロフィール】
◆オジュウチョウサン(牡5)
騎手：石神深一
厩舎：美浦・和田正一郎
父：ステイゴールド
母：シャドウシルエット
母父：シンボリクリスエス
馬主：チョウサン
生産者：坂東牧場
通算成績：17戦7勝(重賞4勝)
主な勝鞍：2016年中山グランドジャンプ(J・GI)