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【有馬記念】世相から読む“サイン馬”はこの馬だ

デイリースポーツ
  • 2016年12月25日(日) 06時02分
 「有馬記念・G1」(25日、中山)

 その年の世相が、しばしばレース結果に反映されるのが有馬記念。ストレートに考えれば、今年の有馬は堅い。まずはテレビCMや新聞広告。ご覧になった方は明らかに笑福亭鶴瓶の着ている羽織の色に違和感を抱いたはずだ。なぜあえて焦げ茶?さらに隣の瑛太の羽織は(こちらは普通だが)黒色。この配色はまさにキタサンブラックの勝負服を連想させる。

 さらに、プレゼンターを務めるのは大リーガー・田中将大。誕生日は11月1日だ。そのマー君が抽選に参加した結果、ブラックが得たのは自身4戦無敗の1枠1番。完全に流れができている。誕生日そのもの1-11で決まっても、相手は11サトノダイヤモンド。これは第61回有馬記念から来る枠連1-6でもある。ちなみに、日本ハムが日本一となった過去2回1962年(オンスロート)、06年(ディープインパクト)の有馬はともにファン投票1位馬が勝利している。

 一方、毎年必ずチェックしておきたい、今年の漢字は“金”。普通に考えれば、“ゴールド”アクターか。この馬、“ポケモンGO”ルドアクターとも読めるって…やっぱりこの前年覇者も人気馬だ。今年は波乱を望めないのか。

 いやいやいや…そんな単純じゃおもしろくない。ここからは一気に世相から穴っぽい馬を絞っていく。まずは世界を驚かせたトランプ次期大統領の逆転勝利。トランプから連想される馬名はヤマカツ“エース”とミッキー“クイーン”だろう。サトノ“ダイヤ”モンド、キタサン“ブラック”もダイヤ、クラブをイメージさせるが、やっぱりAとQの方が花形である。

 このヤマカツエースは相当怪しい。“キング”カメハメハ産駒とあって、トランプ界最強の組み合わせ『キング&エース』!そもそも“金”カメ産駒とも捉えることもできる。

 そして決定的な“証拠”を過去の歴史が教えてくれている。今年の漢字で掘り下げると、過去に「金」が選ばれた年は2回。1回目の00年は、2着にその年の“金”鯱賞勝ち馬メイショウドトウ(2番人気)が、2回目の12年も同じく同年の金鯱賞を勝ったオーシャンブルーが10番人気で2着に突っ込んでいるのだ。

 ヤマカツエースはといえば、前走で金鯱賞を制覇。そして今年の中山“金”杯勝ち馬でもある。

 もう一頭のミッキークイーンも負けていない。ミッキーと言えば、“ドナルド”・トランプで、大ヒット映画「君の名は。」のキ、ミの文字も入っている。それに今年、日本中を騒がせたあの人…そう“ベッキー”クイーン、さらに逃げ恥の恋ダンスで話題を集めた“ガッキー”クイーン…少々、強引か。

 そして、やはり「カープ優勝」、「真田丸」(幸村の赤いよろい)、「カズレーザー」(赤い服がトレードマーク)と今年の流行もんが詰まった“赤ヘル”の3枠馬2頭は外せない。特にカープ25年ぶりV、スマップ25周年で解散と、気になる数字が絡む5番サムソンズプライドは超大穴候補としてピックアップ。実はこの馬、マルターズアポジーとともに、スペルに“S・M・A・P”の文字が含まれている。

 この3頭が馬券に絡まなかったからって、くれぐれも“有馬ハズレたデイリー死ね”とか書き込んじゃダメよ!

提供:デイリースポーツ

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