2016年最後の大井開催が始まる。中央からダート界のビッグネームが集う
東京大賞典、南関東女王決定戦
東京シンデレラマイル、うら若き2歳牝馬たちによる地方交流戦
東京2歳優駿牝馬と、重賞3連チャンが行われる豪華な開催だ。
それにともない、今年還暦を迎えた大井の帝王・
的場文男騎手の特集コーナーや、ラーメン餃子フェスなどイ
ベントも盛り沢山。(開門時間やイ
ベントなどの詳しいことは
大井競馬のホームページで)。お盆時期と並んで一年で一番賑やかなこの大井開催で、年越しを楽しんでみてはいかがだろうか。
開催2日目の27日11レース・
師走オープン(1600m)には、中央卒業生たちが多数出走するが、中央4勝の実績で南関東入りし、3戦3勝(重賞2勝)と負けなしの
セイスコーピオンが満を持して参戦してくる。相手関係やここまでのパフォーマンスからも負けられない戦いだ。
開催初日26日10レースに行われる
JRA認定
白鳥特別2歳(1800m)。来年のクラシックに向けても非常に興味深いメンバーがスタンバイしている。
フリオーソ産駒は父が走ったこの南関東でも活躍しているが、3連勝中の
センプレフォールや強靭な末脚を武器にしている
エチゴヤマトが出走。
また、
日本ダービー馬
メリーナイスの母で南関東牝馬クラシックでも活躍した
ツキメリーの血を引く
キャッスルクラウンや川崎最年長厩務員77歳の道添厩務員が担当している
ティーケーグラスと、話題性はたっぷり。
大井競馬場の外回りコースに変わり、末脚身上の馬たちがどのくらい脚を伸ばしてくるか注目したい。
(文:高橋華代子)