02年東京スポーツ杯2歳S、04年
関屋記念(ともにGIII)を優勝した
ブルーイレヴン(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)が、18日付で競走馬登録を抹消、現役を引退することになった。今後は、北海道・苫小牧のノーザンホースパークで乗馬に転身する予定。
ブルーイレヴンは、
父サッカーボーイ、
母ヘイアンリリー(
その父シンボリルドルフ)という血統。02年ひだかトレーニングセールにて850万円で落札された。02年9月の新馬戦を勝利し、
デイリー杯2歳S(GII)で2着と好走、この年は中山で行われた東京スポーツ杯2歳Sで重賞初制覇を飾った。03年の初戦となった
京成杯(GIII)では1番人気に支持されたが、気性の悪さを出し11着に敗退。レース後に骨折が判明し、長期休養を余儀なくされてしまう。04年
中山金杯(GIII-14着)で復帰し、その後なかなか復調気配が見られなかったが、
金鯱賞(GII)で
タップダンスシチーをアタマ差まで追い詰める2着と奮闘。続く
関屋記念で約1年8ヶ月ぶりの重賞タイトルを獲得し、今後の活躍を期待されていたが、04年10月の
毎日王冠(GII)3着を最後にレースから遠ざかっていた。通算成績14戦3勝(うち重賞2勝)