「
有馬記念・G1」(25日、中山)
出走馬中、唯一の3歳馬で1番人気の
サトノダイヤモンドが、
武豊騎乗の2番人気
キタサンブラックをゴール前でとらえて、449億円超が売れた大一番を制した。
生産者のノーザンファームは14年(
ジェンティルドンナ)に続く、
有馬記念3勝目。ダイヤモンドは生まれてすぐ、
母マルペンサが疝痛(せんつう)で開腹手術を受けるなどしたため、セール前に計画的な離乳ができなかったというが、中島文彦場長は「1頭で競りに出たのに、堂々としていました」と振り返る。母は当歳の全弟出産直後に急死。「下に牝馬もいるし、この馬も種馬になる。血は残っていく」と一族の繁栄に期待した。
提供:デイリースポーツ